確定申告期に感じること(長岡支部 髙野会員)
人は何をやってもうまく行くときもあるし、何をやってもうまく行かないときもある。
自分の感覚だけでやっていても自然に良いことが続けて起きたかと思ったら、
流れが変わって何をやってもうまく行かなくなる時もある。
そんなとき、意地になったり過去の成功体験を追いかけてみたり、人のまねをやってみたりする。
だが、失敗が続く。心が落ち込んでくる。そして、まわりの人を恨んでみたり、ねたんでみたりする。
人と話をしていても相手の話を素直に受け入れず疑心暗鬼となる。
積極性がなくなり、何をやっても邪心が先に立って目先のことしか考えられなくなる。
マイナスのオーラが出始める。自分のまわりから人が離れてゆく、そんな風に思えてくる。
益々落ち込む。
早く自分の中の邪心に気づき、積極的に自分の気持ちを切り替えるアクションを起こす。
些細なことで気持ちが切り替わる。自分のマイナスな気持ちに早く気づいて、自分で自分を切り替える。
気晴らしをする。経営は単なる販売技術や人間関係より、自分自身のコントロールが一番大切なことだ。
確定申告期、大勢のお客様とお話しながら、そんなことを感じ淡々と確定申告書を処理していた。
(2013年3月15日記)
長岡支部 税理士 髙野 裕 HP http://tmc.nagaoka.niigata.jp/